目次

株式会社リアル

担当者が本気になってくれる
住宅を購入するとなるといろいろと疑問に思ったり不安を感じることもありますが、リアルの担当者さんはこちらの些細な疑問や迷いなどもしっかりと受け止めてくださり、丁寧に対応してくれました。最初に希望していた物件は仲介手数料が半額ということで予算的に少し難しかったのでお断りしなくてはと思っていたところ、希望の物件とほぼ同じ条件で仲介手数料無料の物件を紹介してくれました。
物件の情報に精通している
大手の不動産情報サイトに掲載されている物件から選べるのですが、ピックアップしていた物件にちょっとしたマイナス面があったようで、念のためにとそのことを教えてくれました。周囲の環境についてもどの物件の方が買い物に便利だとか、公園が近くにあるなどの情報をいただき、実際に住んだ時のことをイメージしやすくてとても助かりました。その時わからないことは後日調べてご連絡いただけたのでプロ意識の高さを感じました。
こちらのペースに合わせてくれる
個人的に一番良かったのは、ペースを合わせてくれるということでした。気になる物件や迷っている物件の内見をしたいのに、家族となかなか時間が合わせられなかったり、周辺環境のことで慎重になったりしていても、無理強いされずに納得いくまで悩むことができました。

会社名 |
株式会社リアル |
所在地 |
〒133-0056 東京都江戸川区南小岩4-17-10 REALSOW1階 |
電話番号 |
03-5889-8650 |
営業時間 |
9:30~18:00 火曜日、水曜定休日 |
次のようなポイントでチェックし比較しました
お店の雰囲気 |
○ |
スタッフの対応 |
◎ |
サービス |
◎ |
希望通りの物件かどうか |
◎ |
物件のマイナスポイントを明示してくれるか |
○ |
条件に合う物件を親身にさがしてくれるか |
◎ |
物件の周辺環境を把握しているか |
○ |
強引な内見の勧誘はないか |
○ |

-
仲介手数料無料というフレーズに惹かれて株式会社リアルに行きました。担当の方はとてもいろんなことを知っていて、株式会社リアルさんの物件以外の話でも相談できる頼りがいのある方でした。他のスタッフさんも丁寧で気さくで話しやすい。手数料無料だけにとどまらず、心地よいマナーを持っている会社なのだと感じました。
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株式会社リアルを知ったのはインターネットでした。実際に店舗に行ってみて、ネットでは知れない感動を得ました。感動したのは、株式会社リアルのスタッフの対応です。私の希望をよく聞いてくれるというだけでなく、その希望に沿った物件をあまり時間をかけずに探してくれました。インターネットでは知れないこうした感動を実感できるのは店舗に行ってからなのだと知りました。もっと多くの方にこの感動を知ってもらいたいと思いました。
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様々な店舗で物件探しをしてみると、説明が違っていたり説明不足の企業が多いことに気づかされます。株式会社リアルさんは、丁寧で親切な対応で、なにより正直に説明してくれます。高い買い物をするのですから、正直な店舗は頼りになります。
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不動産はできればお得に買いたいと思っていましたので、仲介手数料無料の会社を探していました。ただ、仲介手数料無料というと、サービスなどの面では期待できないものと覚悟していました。ところが、株式会社リアルさんは、違いました。要望を聞いて、その要望に沿う物件を探してくれました。良いところも問題点も隠さず説明してくれる真摯な態度に感動しました。
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人生で何度もない不動産購入ですから、希望や要望は叶えたい気持ちを持っていました。株式会社リアルの社員さんはしっかり話を聞いて、包み隠さず本当のことを説明してくれました。おかげで不安なく物件を見ることが出来ました。
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不動産購入はじっくり考えて選びたいと考えていました。だからしつこい勧誘をするところは避けたいと思っていました。株式会社リアルさんは、こうした気持ちを汲んで、しっかり考える時間をくれました。良心的とはこういうことを言うのだと思いました。
株式会社不動産流通システム(REDS・レッズ)

仲介手数料割引を約束してくれる
仲介手数料は必ず割引してもらえます。物件によって完全無料になることも少なくありません。不動産は大きな買い物ですので、物件に掛かる費用は少しでも抑えたいですよね。物件の価格によって割引率は変わるようですが、通常の手数料の掛け率より低く設定しているので割引を約束できるということです。広告費を抑えるなどの企業努力により実現しているそうです。
プロフェッショナルが勢揃い
宅地建物取引士、一級建築士だけでなく、ファイナンシャルプランナーも含め不動産売買にまつわるプロフェッショナルが多く在籍しています。不動産を購入するにあたって土地や建物の何に注意すればいいのかわからなかったですし、売買契約についても正直不安でしたが、注意するポイントや重要事項など丁寧に説明してくれて、とても安心できました。住宅ローンのタイプについてわかりやすく解説してもらえたので失敗しないで済みました。
専門家のプライドを感じる
宅建士さんはもちろんですが、住宅ローンや損害保険のこともアドバイスしていただけます。知識が豊富でプロフェッショナルとしてのプライドを感じました。初めての不動産売買でしたので、自信を持って仕事をされているスタッフの皆さんに、丁寧に対応していただいたことで安心して物件探しができました。

会社名 |
株式会社不動産流通システム(REDS・レッズ) |
所在地 |
〒101-0023 東京都千代田区神田松永町10番地 長谷川ビル702 |
電話番号 |
0800-100-6633 |
営業時間 |
10:00~19:00(24時間365日メールでのお問合せを受付中) |
次のようなポイントでチェックし比較しました
お店の雰囲気 |
○ |
スタッフの対応 |
◎ |
サービス |
◎ |
希望通りの物件かどうか |
○ |
物件のマイナスポイントを明示してくれるか |
○ |
条件に合う物件を親身にさがしてくれるか |
○ |
物件の周辺環境を把握しているか |
○ |
強引な内見の勧誘はないか |
○ |

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不動産購入の前にインターネットでチェックしていたところ、株式会社不動産流通システムを知りました。ホームページに書かれた内容そのままで信用できました。また、質問にも丁寧に対応してくれて、購入の際にはまた相談に乗ってもらおうと思っています。
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株式会社不動産流通システムさんは、担当の方がとても丁寧で良かったです。単に対応が丁寧というだけでなく、要望に沿った物件をしっかりリサーチして、どこが魅力的でどこに問題点があるか、明確に調べてくれました。頼りになるとはこういうことだと実感しました。おかげで選ぶ時にも、どのポイントを見るべきか、理解しやすかったです。頼りになる担当さんに出会えたのも株式会社不動産流通システムさんを選んだからだと思っています。
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仕事の都合で、できれば早く物件を決めたいと思っていました。株式会社不動産流通システムさんは、希望に沿ってくれたうえ、迅速な対応で助かりました。おまけに仲介手数料無料であるなど、費用の面でも抑えられました。ストレスなく購入ができて良かったです。
ハウジングスカイ株式会社

物件の価格交渉もしてくれる
仲介手数料は無料か半額になりますが、物件の価格交渉もしてくれます。コレ!という気に入った物件を見つけても予算オーバーしていてあきらめざるを得ないということがあると、ずっと心に残ってしまうかもしれません。自分ではなかなかタイミングやコツ、そもそも価格交渉していいものかどうかもわからないですし。。交渉次第で手の届く価格になる可能性もあるので、交渉のポイントを押さえたプロにお任せして夢のマイホームが手に入れば本当に嬉しいですよね。
住宅ローンの相談も任せられる
住宅ローンアドバイザーやファイナンシャルプランナーのスタッフさんが在籍していて、住宅ローンについてのコンサルティングにも対応してくれます。購入時のシミュレーションや適切なローンのタイプ、借り換えの相談など、住宅ローンに疑問や不安を抱えている方は、遠慮なく専門のスタッフさんに相談できます。住宅ローンは数10年かかって支払っていくものなので、最初にしっかりプランニングできると後々安心ですね。
希望の物件がすぐ見つかる
大手不動産サイトで見つけた物件ももちろん対応してくれますが、自社でも売却物件を公募していて優先的に販売できる物件も多く取り扱っています。売主さんと直接取引しているので、まだ市場に出回っていない物件や一般には公開していない物件の情報も素早く入手することができます。

会社名 |
ハウジングスカイ株式会社 |
所在地 |
〒180-0013 東京都武蔵野市西久保1-5-8 |
電話番号 |
0120-957-130 |
営業時間 |
9:30~19:00 水曜定休日 |
次のようなポイントでチェックし比較しました
お店の雰囲気 |
○ |
スタッフの対応 |
○ |
サービス |
◎ |
希望通りの物件かどうか |
○ |
物件のマイナスポイントを明示してくれるか |
○ |
条件に合う物件を親身にさがしてくれるか |
○ |
物件の周辺環境を把握しているか |
◎ |
強引な内見の勧誘はないか |
○ |

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良いことばかり羅列されても逆に信用できないですが、ハウジングスカイ株式会社さんは、良い点も悪い点も正直に説明してくれました。嘘のない説明は安心感を生みます。不動産購入は、嘘のない会社から買うべきだと実感しました。
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ハウジングスカイ株式会社さんで物件を購入すると仲介手数料無料になります。正直、仲介手数料無料というと、以前はサービスが他より劣るものなのではないかと感じていました。でもそんな考えを払拭してくれるのがハウジングスカイ株式会社でした。要望には丁寧に答えてくれて信頼できました。
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仲介手数料無料という会社はいくつかありますが、ハウジングスカイ株式会社さんは、保証の面が他と違いました。損害に対する保証が他社よりも厚く、信頼が持てました。何もないのがいいですが、不動産購入後に、不測のできごとなど、なにかの損害がある場合だってあります。こうした際の不安も軽減されるのはとても頼りになると感じました。
仲介手数料が無料で売買に強い不動産会社一覧
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物件売買を考え始めたばかりの場合...
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株式会社不動産流通システム(REDS・レッズ)
HP
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仲介手数料とは?(売買契約)
不動産会社を通して物件の売買契約をする場合、一般的には実際の物件の価格に加えて仲介手数料が請求されます。仲介手数料という言葉を聞いたことがない方はあまりいないかもしれませんが、そもそもどのような意味合いがあるのでしょうか。
ここでは、仲介手数料の基本的な意味合いに加え、支払う際のポイントをまとめていきます。物件の購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
取引成立に伴う成功報酬である
名前が示すとおり、仲介手数料は不動産会社が売主と買主を仲介する際に掛かる手数料のことです。売買物件における仲介手数料は成功報酬の仕組みになっているため、契約が交わされなかった場合や、契約前に何かしらの理由で取り消しになった場合に関しては、仲介手数料を支払うことはありません。
支払いの時期は不動産会社によって決められていますが、多くの不動産会社では契約時と引き渡し時に分けて支払う場合と、引き渡しの際に一括で支払う場合のどちらかで、契約が決まっていない段階で手数料の請求があるということは基本的にはありません。
このように、取引が成立しないことには不動産会社に利益が出ない仕組みになっているため、不動産会社は1件でも多くの売買成立を目指して日々営業活動を行っています。
仲介手数料には上限がある
仲介手数料は、売買される金額の区分ごとに上限が設けられています。取引額が200万円以下はその5パーセント以内、取引額が200万円から400万円以下はその4パーセント以内、そして取引額が400万円を超えるとその3パーセント以内となっており、そこへ税金が加算されます。
この仲介手数料の計算方法は少し特殊で、400万円を超える場合は一律3パーセントということではなく、それぞれの金額の範囲内に分割して計算をする必要があります。
これは法的に定められているものなので、万一不動産会社からその上限を超える請求や説明がされた場合には注意が必要です。
また、仲介手数料という名目以外で何らかの手数料や費用を請求する不動産会社に関しても、その内訳が明確でない場合には依頼を再検討した方が良い場合もあります。
仲介手数料は値引きできる
仲介手数料には上限があり下限は特に決められてはいないものの、不動産会社によっては常に上限いっぱいの仲介手数料を請求するところもあり、金額にするとかなりの高額になります。
しかしこの金額はあくまでも最大の料金という意味合いなので、それよりも安い金額で済む場合もあることを覚えておくと値引き交渉ができるなど、得をする場合もあります。
以前はどこの不動産会社も仲介手数料を上限に設定していることがほとんどでしたが、最近では価格競争が激しくなってきていることもあり、値引きに応じてくれるところや、中には無料を謳っているところもあるため、仲介手数料を浮かせたい方はそのような不動産会社を探すのがおすすめです。
もちろん、仲介手数料は物件探しにおいてサポートを受けた対価として支払うものなので、仲介をしっかり行ってもらうためには値引き交渉をするタイミングも重要になってきます。
値引き交渉を行うタイミングは、契約を結ぶ直前がベストでしょう。あまり早い段階だと仲介に対する熱量が薄れてしまう可能性がありますし、契約を結んだ後では契約内容を変更するなど複雑になってくるため交渉が難しくなってしまいます。
購入する側は仲介手数料の値引きが叶い、不動産会社は契約を結ぶことができるというどちらにもメリットがある形に進められるとスムーズです。
まとめ
物件の売買において仲介手数料は必ず発生するというものではありませんが、手数料があることによって不動産会社からより良い物件を紹介してもらえるなどのメリットもあるため、割引や無料サービスを行っている不動産会社が全て良いとは言いきれない部分もあります。
ですが、不動産会社の形態や方針に応じて値引き交渉ができる可能性があるということを念頭に置いておくことで、本来よりもお得に物件を手に入れられることもあります。
また、上限があるということを知っておけば、悪徳業者であるかどうかを見抜く判断材料にもなります。今回ご紹介してきた知識を念頭に入れて、失敗しない物件探しを行いましょう。
売買契約で仲介手数料が無料になるワケ
不動産会社を介して物件の売買契約を交わした場合には、一般的にその金額に対して仲介手数料が請求されます。しかし、ここ最近はこの仲介手数料が無料になることを売りにしている不動産会社や、無料とまではいかなくとも割引サービスを提示している不動産会社を目にする機会が多くなってきました。
仲介手数料は決して安い金額ではないため無料というのは一見すると魅力的ですが、理由がわからないと「ちゃんとしたサービスを受けられるのか?」など、逆に不安に感じる方もいるのではないでしょうか。ここでは、そのような不安をなくすため不動産会社が仲介手数料を無料にできるワケをご説明していきたいと思います。
売主が仲介手数料を支払っている
そもそも不動産会社の利益は仲介手数料から成り立っています。もしこの仲介手数料が無料となると不動産会社の儲けがなくなってしまうのではと思うかもしれませんが、「両手取引」を行う不動産会社の場合は別の方法で利益を取れる仕組みになっています。
この両手取引とは、不動産会社が売主から売却依頼を受けて買主を探す仕組みのことを指し、契約が成立した際に不動産会社から売主に手数料を請求することができます。
また、物件の売主が不動産会社の場合もあり、不動産会社間での仲介手数料の上限も決まっているため、個人、企業いずれにおいても手数料を受け取ることができます。もちろんこの両手取引によって、売主と買主の両方から手数料を取ることも可能ではありますが、価格競争が激しくなっている中で、より買主に対してお得感を出すために、あえて買主に対する手数料は無料としている不動産会社も増えています。
広告費を抑えている
売主が手数料を支払っているという理由の他にも、不動産会社の努力による広告費の削減によって仲介手数料無料が実現している場合もあります。
不動産会社の広告には新聞やチラシ、看板、街頭での営業など様々な種類がありますが、どれも企画から印刷に至るまで多くの手間や経費がかかってくるものです。誰もが常に物件を探している訳ではないですし、チラシなどを見てもそこから様々な情報を調べてから検討に入る場合が多いので、広告を打つ際には長期的でかつ多量の広告が必要になり、それに伴って経費も膨らみます。
手数料無料を売りにしている不動産会社では、このような広告にかかる経費をなるべく抑えて顧客に対するサービスを行なっているケースが多いのが特徴です。広告費を抑えるための企業努力として目立つのはネットを活用した広告活動です。
特にIT系の不動産会社では事務所設置にかかる費用をなるべく抑えるために立地や規模を検討したり、中には事務所を持たずにネットのみで営業を行ったりしている場合もあります。
売買契約で仲介手数料が無料にならないケース
仲介手数料を無料にする不動産会社が増えているとは言っても、不動産会社が売主から直接物件の販売を依頼されずに営業している場合は、当然ながら売主からの手数料が発生しなくなってしまうため、買主からの取引手数料によって利益を得る必要があります。
取引手数料が完全無料ではなく、半額などの割引対応を行っている会社もあります。このような場合の多くは、売り手、買い手のどちらにも手数料を請求することができるところを、例えば半額ずつの請求としているケースがあります。完全に無料にしてしまうと採算が取れなくなってしまい、逆にしっかり手数料を設けることで買い手が見つからないということにならないよう、バランスを考えた戦略と言えます。
物件購入の契約を結ぶ際に手数料の値引き交渉を考えている方もいるかもしれませんが、このような背景をある程度知った上で交渉を行うと、お互いにとって妥当な価格を協議することができ、スムーズに交渉することができる場合もあるでしょう。
まとめ
不動産会社の手数料無料の仕組みには、その会社の形態や戦略によっていくつかの理由が存在します。手数料が無料になることは買い手にとっては出費を抑えることができる魅力的なサービスですが、その裏では不動産会社が価格競争に勝ち抜くための企業努力がなされています。
逆に、広告費だけでなく人件費など必要最低限の経費までも削ってしまい、満足のいくサービスが受けられないとなると安かろう悪かろうとなってしまうので、物件探しを行う際には事前にいくつかの不動産会社を比較検討し、サービスに見合った料金設定を行なっている会社を探すのがおすすめです。
詳しくは『仲介手数料無料の理由を徹底解明』へ
売買契約解除時の仲介手数料について
不動産会社を介して物件を売買する際には、基本的に仲介手数料が発生します。仲介手数料は売買価格に準じて上限金額が決められていますが、何かしらの理由で売買契約が解除になってしまった場合、その仲介手数料はどうなってしまうのかは気になるところです。
ここでは、売買契約が解除になる時はどういった時なのかという基本的なことから、いざ解除となった場合の支払い発生の有無までをまとめていきます。
契約解除になるのはどういうとき?
物件売買の契約が解除になるときにはいくつかのパターンがあり、大まかに分けると依頼者である売主もしくは買主の都合によるものと、誰の責任でもない理由によるものがあります。
依頼者の自己都合には、契約締結後に契約違反が見つかった場合、暴力団など反社会的勢力との関係性や問題が見つかった場合、そして単に気が変わったなどの理由があります。
そして、売主と買主のどちらにも責任がないケースでは、買主が住宅ローンを申請したが通らなかった、自然災害などの影響で物件に住める状況ではなくなってしまった場合などが挙げられます。
物件の売買は金額が大きいだけでなく、契約が締結されることで両者間には法的な権利義務が発生するので交渉を行う際には慎重に話を進めていきたいところですが、止むを得ず解除となってしまう可能性もゼロではないので、事前にそのようなケースに対する知識を持っておくことも大切です。
仲介手数料の支払いが発生する場合
一度契約が結ばれた場合、不動産会社は売主と買主に対して取引手数料を請求する権利が発生しますが、契約締結から物件の引き渡しまでの間に何らかの理由で解除になった際に手数料の支払いが発生するケースを説明していきます。
基本的には、売主、買主の自己都合の場合は支払い義務が発生します。不動産会社は物件売買を希望する依頼者を仲介し、契約が結ばれた時点でその役割を果たしたとして仲介手数料という利益を得ることができる「成功報酬」の仕組みを取っており、万一依頼者の都合で解除になったとしても、不動産会社は役割を全うしているため手数料を請求することができます。
自己都合と一口に言っても、他の物件と比較検討をしているうちに気が変わったという場合もあれば、ローンを組む余裕がなくなってしまった、急な転勤が決まり決めた物件に住む予定がなくなったという場合も自己都合と見なされるため注意が必要です。
その他、反社会勢力もしくはその関係者であることが判明した場合、相手側は催告なしで契約を解除することができ、不動産会社は仲介手数料を請求することができます。またこの場合は契約書に基づいた違約金も支払う必要が発生します。
仲介手数料の支払いが発生しない場合
契約が結ばれた後でも、買主、売主のどちらにも責任がないと判断される場合には仲介手数料の支払いは発生しなくなります。
物件をローンで購入する場合、まずは物件契約を結んでからローンに申し込む形になりますが、申し込んだもののどこからも承認を得ることができなかったという場合は、買主の責任ではないとみなされ、契約自体が元からなかったものとされます。これを「白紙契約」といいます。中にはローンを申し込んでいないにも関わらず、承認が降りなかったとして白紙契約に持って行こうと考える人もいるようですが、もちろんこれは違法にあたりますので注意してください。
また、地震や津波などといった自然災害による被害によって物件が住める状態ではなくなってしまった場合も、誰のせいでもないということで仲介手数料を支払う必要はなくなります。
万が一このようなケースにも関わらず、仲介手数料を請求された場合は悪質な会社である可能性が高いので、しっかり断るか、消費者センターなどに相談をするようにしましょう。
まとめ
物件の売買は、売主、買主、そして不動産会社の間でスムーズに売買交渉がなされるのが理想ですが、状況によっては止むを得ず契約解消という選択をしなければならない場合もあります。そのような時に今回ご紹介したような知識がないと予想外の出費が発生したり、不当な金額を払っていたりと嫌な思いをすることになりかねません。
大きな金額が動く不動産売買、契約を結ぶ前には疑問や不安を解消して、お互いに気持ちよく取引が行えるようにしていきましょう。
不動産売買における仲介手数料の計算方法は?
不動産売買は専門的な知識を伴うため、トラブルを防ぐためにも個人間での売買取引は行わず、不動産会社の仲介や媒介の下で行います。そして不動産会社を通じて売買をした場合に必要なのが仲介手数料です。仲介手数料は不動産会社にとって大きな収入源であり、売買の際にかかる費用の中でも、意外と高額になる項目です。
手数料の計算方法は複雑ですが、宅地建物取引業法では上限額の計算方法を定めていますので計算の仕方を解説します。
仲介手数料の基本
不動産の売買を行う際、多くの場合は不動産取引の専門家である不動産会社を通じて行います。不動産売買を依頼し取引が成立すると、依頼者は不動産会社に対して成功報酬を支払うことになり、この報酬が仲介手数料となります。仲介手数料は一戸建て住宅やマンションなどだけでなく、土地の売買の場合にもかかり、不動産会社にとっては大きな収入源です。
不動産会社にとっては大きな収入となる仲介手数料ですが、不動産の購入や売却などをする依頼者にとっても大きな費用となります。仲介手数料は不動産価格に応じて計算され、上限がありますが取引額が大きくなる程に支払う手数料も多くなり、また計算方法も複雑になります。
手数料の計算は不動産会社が行いますが、知識として知っておくことで専門家任せにすることなく、大切な不動産の取り引きを行うことができます。また不当請求を受けるなど万が一のリスクを回避するためにも、求め方を知っておくのも良いでしょう。
基本的な仲介手数料の計算方法は、宅地建物取引業法によって段階的に上限が決められています。具体的には、以下のように3段階になっています。
- 取引額200万円以下の部分:取引額の5%以内
- 取引額200万を超え400万円以下の部分:取引額の4%以内
- 取引額400万円を超える部分:取引額の3%以内
これは上限額なので各不動産会社によって、また各取引によって上限以内で支払うことになります。
速算法とは
基本的な仲介手数料の計算方法は先に紹介した通り、3段階に上限が決められています。3000万円の不動産を購入を例に計算すると、
- 取引額200万円以内の部分:200万円×5%=10万円
- 取引額200万円~400万円以内の部分:200万円×4パーセント=8万円
- 残りの部分:2600万円×3%=78万円
全てを合計した96万円に消費税をかけた105万6000円が上限額になります。
実際にはもっと細かい取引額を元に計算することになりますが、取引額が大きいほど複雑になります。そこで使われるのが速算法という計算の仕方です。早算法はとてもシンプルで、
(取引額×3%+6万円)×消費税
で算出します。
3000万円の不動産購入時の手数料を早算法で求めると、
(3000万円×3%+6万円)×10%=105万6000円(99万6000円+6万円)
となります。
速算法の「6万円」と言う数字は、この差額を埋めるための金額となっています。ただし、この6万円は400万以上の不動産売買の時のみに有効となる方法です。
基本の方法では、段階的にパーセンテージを変えて計算する必要があるのに対し、速算法なら取引額に対して簡単に手数料が求められるので、不動産取引に詳しくなくても、手数料がどれくらいになるのかを事前に知った上で取引が開始できます。
消費税も忘れずに
不動産売買価格の内、仲介手数料が占める割合は意外と大きいため、あらかじめどれくらいの手数料がかかるのかを把握できると安心です。
また仲介手数料には消費税がかかります。不動産は決して安い買い物ではないため、手数料自体も高額になり消費税分も無視できる額ではありません。不動産購入時には手数料を考慮した予算決めをするようにしましょう。
まとめ
仲介手数料は物件の売買が成立した場合に、取引を仲介した不動産会社に支払う報酬です。上限金額の範囲内で不動産会社が決めることができるため、割安で取引してくれる会社もあれば、上限金額を請求され場合もあります。
決して安いとは言えない報酬額ですが、だからといって安くしてくれる会社が必ずしも良いとは限りません。不動産取引は、不動産会社との信頼関係で選ぶことが大切です。どれだけ自分のために一生懸命に販売活動や物件探しをしてくれるか、誠実に活動してくれるかという点を見極める目をもつようにしましょう。
そのためにも基礎知識を持って臨み、納得のできる取引ができるようにしましょう。
詳しくは『不動産取引で発生する仲介手数料の計算方法』へ

子供が成長したので手狭になった家を売却して家族の人数分の部屋数がある家を購入しようと決心した管理人のわたしは、都心に近い千葉県を中心によい物件を探していました。
駅近だったり学校や病院が徒歩圏内にあるとか、スーパーや商店街が帰り道にあってほしいとか、いろいろ希望はありましたが、なんといっても購入資金の限度があったので、希望を叶えつつお手頃な物件を見つけたかったのです。
物件情報を集めているうちに仲介手数料無料という物件があることを知り、仲介手数料が割り引かれたり無料になったりする物件を多く扱っている不動産会社を知りました。
- ・株式会社リアル
- ・株式会社不動産流通システム(REDS・レッズ)
- ・ハウジングスカイ株式会社
など、実際に使ってみて良かった不動産会社と、東京・千葉・神奈川・埼玉にある不動産会社を厳選してご紹介しています。
住宅の購入に関するお役立ち情報も集めていますので、是非参考にしてみてくださいね。